子育て

【2025年版】川口市の子育て支援制度まとめ|働く・リフレッシュ・ひとり親家庭向け制度も詳しく紹介!

【最新版】川口市の子育て支援制度まとめ|働く・リフレッシュ・ひとり親家庭向け制度も詳しく紹介!
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子育てにかかるお金や時間の負担、少しでも軽くできたらいいなと思っている川口市に住むママ・パパの方も多いのではないでしょうか。

川口市では、医療費支給制度・児童手当・赤ちゃんにっこり応援金、ファミリー・サポート・センターなど、多くの支援制度が整っています。

また、ひとり親家庭向けの支援制度もあります。

この記事では、「制度がよく分からない」「どこを見ればいいの?」と感じている方に向けて、最新の子育て支援情報を解説します。

川口市の主な子育て支援制度とは?

まずは、川口市の主な子育て支援制度を紹介します。

  • 医療費支給制度
  • 児童手当
  • 赤ちゃんにっこり応援金
  • 病児ベビーシッター利用料の助成

医療費支給制度

子ども医療費支給制度は、お子さまが必要な医療を受けやすくするために、医療費の一部を公的に支給し、子どもの健康の保持と福祉の向上を図る制度です。
年齢対象の拡大に伴う変更点については、「子ども医療費支給制度の制度改正について」のページをご覧ください。

対象となる方

  • 対象児童:川口市に住民票がある、18歳に達する年度の末日までのお子さま
  • 受給資格者:日本国内に住民票がある保護者(父母)のうち、主に生計を維持している方

支給対象となる医療

  • 18歳の年度末までにかかった、健康保険が適用される通院・入院にかかる医療費
  • 公費医療の一部負担金(例:未熟児養育医療、小児慢性特定疾病、育成医療 など)

参考:子ども医療費支給制度について【令和6年10月~】|川口市

児童手当

児童手当は、家庭における生活の安定と、次世代を担う児童の健やかな成長を支援することを目的に、中学校修了前(満15歳に達した後の最初の3月31日まで)のお子さまを養育している方に支給されます。
※「養育」とは、お子さまを監護し、かつ生計をともにしている、または生活費を負担している状態を指します。

令和4年6月1日より、児童手当法の一部改正により制度内容が変更されました。

児童手当を受け取るには、支給対象者が住民登録のある市区町村(※公務員の方は勤務先)へ認定請求(申請)を行い、認定を受ける必要があります。原則として、請求を行った月の翌月分から支給が開始されます。申請がない場合は手当が支給されませんのでご注意ください。

また、お子さまの出生や転入などの事由が月末に近い場合でも、請求日が翌月となった際に、事由発生日の翌日から15日以内に申請すれば、請求月分から支給されます。
ただし、15日を過ぎてしまうと遡って受給することができなくなりますので、なるべく早めに申請を行ってください。

赤ちゃんにっこり応援金

川口市では、0歳のお子さまを育てる保護者の方を対象に、「赤ちゃんにっこり応援金」を支給する制度があります。

対象となるのは、出生時点で乳児・保護者ともに川口市に住民登録があり、1歳未満のお子さまを養育している方です。
申請期限は、お子さまの1歳の誕生日の前日までとなっています。

病児ベビーシッター利用料の助成

お子さまが病気または病気回復期にあり、集団保育の利用や保護者による保育が困難な場合に、ベビーシッターなどの派遣サービスを利用した保護者の方を対象に、利用料の一部を助成する制度です。

助成対象となるのは、以下の保育サービスを利用した、小学校6年生までのお子さまの保護者です。

  • 国が実施する「ベビーシッター派遣事業」の対象として認定された民間事業者による訪問型病児・病後児保育
  • 「川口市緊急サポートセンター事業」による病児・病後児の預かりサービス

これらのサービスを利用した場合、利用料の一部が助成されます。

リフレッシュしたい・働くママパパ向け支援制度

川口市のリフレッシュしたいママパパ・働くママ・パパ向けの支援制度を紹介します。

  •  ママ・パパリフレッシュ事業
  •  ファミリー・サポート・センター

ママ・パパ・リフレッシュ事業

「ママ・パパ・リフレッシュ事業」は、日々がんばっているママ・パパが気分転換をしたり、リフレッシュできる時間を持てるように、お子さま連れでも安心して利用できるサービスを、企業や施設が提供する取り組みです。

たとえば、以下のようなサービスがあります。

  • お子さまを一時的に預けられる
  • 子どもが遊べる専用スペースがある
  • 保育士が常駐している

実施施設の種類もさまざまで、大型ショッピングセンター・飲食店・カラオケ店・公園・美容院・テニススクール・旅館・映画館・鍼灸院など、幅広く展開されています。

協力店舗・施設の一覧は、埼玉県の公式ホームページに掲載されています。

かわぐちファミリー・サポート・センター(ファミサポ)

「子育てを手伝いたい」「地域で子育てに関わりたい」そんな思いを持つ人たちが会員となり、有償で子育て支援を行う地域の助け合い組織です。
子育て中のご家庭が支援を受けられるだけでなく、地域の人がサポーターとして活動できる仕組みになっています。

サービス利用会員

子育ての援助を受けたい方
対象:生後6か月~小学校6年生までのお子さんを育てている保護者

サポーター会員

子育てをサポートしたい方
対象:子どもが好きで、地域で子育て支援に関わりたい方(おおむね70歳未満)

両方会員

サポートを「受ける・行う」両方の立場で活動したい方
お子さんの支援を受けることもあるけれど、自分も誰かを手助けしたいという方におすすめです。

例えば以下をお願いすることが可能です。

✅ 保育園・幼稚園・学校への送迎
朝や夕方の時間帯に、保護者の代わりに園や学校への送り迎えを行います。

✅ 保護者の外出時や急用時の一時預かり
買い物・通院・仕事・冠婚葬祭など、短時間だけ子どもを見てほしいときに、自宅やサポーター宅で預かってもらえます。

✅ 学校・園の終了後の見守り
放課後や保育終了後、保護者の帰宅時間までの間、子どもと一緒に過ごしてもらえます(自宅などで)。

✅ 習い事・塾への付き添い
習い事の送り迎えや付き添い、待機中の見守りなども行われることがあります

ひとり親家庭向けの支援制度

川口市のひとり親家庭向けの支援制度を紹介します。

  • 児童扶養手当
  • ひとり親家庭などの医療費支給制度
  • JR特定者用定期乗車券割引制度
  • ひとり親家庭自立支援給付金事業
  • ひとり親家庭高等学校卒業程度認定試験合格支援事業
  • 母子父子寡婦福祉資金貸付制度
  • 母子・父子自立支援員
  • 母子・父子自立支援プログラム策定事業
  • ひとり親ガイド

児童扶養手当

この制度は、父母の離婚や死別、または父母のいずれかに一定の障害がある場合など、ひとり親家庭でお子さんを育てている方の生活の安定と自立を支援し、児童の福祉向上を目的とした制度です。

実際にお子さんを養育している保護者の方が申請を行います。

参考:児童扶養手当|川口市

ひとり親家庭などの医療費支給制度

この制度は、医療保険を使って医療機関を受診した際の自己負担分の一部を助成することで、ひとり親家庭などの生活の安定と自立を支援するものです。

制度を利用するには、事前に受給資格の登録が必要です。

申請は、実際にお子さんを養育している保護者の方が行います。

参考:ひとり親家庭などの医療費支給制度|川口市

JR特定者用定期乗車券割引制度

児童扶養手当を受給している方と、同一世帯に属するご家族は、JRの通勤定期乗車券を3割引で購入することができます

ただし、以下の点にご注意ください:

  • 学生の方は学割が優先されるため、この制度は利用できません。
  • 所得などの条件により、児童扶養手当の支給が全額停止されている場合は、割引の対象外となります。

定期券を購入する前に、川口市役所第二庁舎4階・子育て支援課にて、以下2つの証明書の交付を受ける必要があります

  1. 特定者資格証明書
  2. 特定者用定期乗車券購入証明書

参考:JR特定者用定期乗車券割引制度|川口市

ひとり親家庭自立支援給付金事業

川口市では、ひとり親家庭の就労支援として、給付金制度を実施しています
自立した生活を目指すひとり親家庭のお母さん・お父さんをサポートするため、スキルアップや資格取得にかかる費用を支援する制度があります。

■ 自立支援教育訓練給付金事業
介護職員初任者研修やパソコン・情報関連など、指定された講座を受講する方が対象です。
受講費用の一部が給付されます。

■ 高等職業訓練促進給付金等事業
看護師、准看護師、保育士、美容師などの資格取得を目指して、養成機関で学ぶ方が対象です。
修業期間中の生活費支援や入学準備金などの給付を受けられます。

支給対象や申請手続きの詳細は、川口市公式サイトまたは子育て支援課までお問い合わせください。

参考:ひとり親家庭自立支援給付金事業|川口市

ひとり親家庭高等学校卒業程度認定試験合格支援事業

川口市では、中学校卒業または高校中退のひとり親家庭の親や児童が、より良い就業を目指すための支援として、
高等学校卒業程度認定試験(いわゆる高卒認定試験)に向けた講座を受講した場合、その受講料の一部を給付金として支給しています。

給付金は、受講の進行状況や成果に応じて、3段階に分けて支給されます。

参考:ひとり親家庭高等学校卒業程度認定試験合格支援事業|川口市

母子父子寡婦福祉資金貸付制度

この制度は、母子家庭の母、父子家庭の父、そして寡婦の方を対象に、
経済的な自立や、扶養しているお子さんの福祉向上を目的として、必要な資金を無利子または低利子で貸し付ける制度です。

参考:母子父子寡婦福祉資金貸付制度の御案内

参考:母子父子寡婦福祉資金貸付制度|川口市

母子・父子自立支援員

ひとり親家庭のお母さん(母子家庭)やお父さん(父子家庭)などを対象に、日常生活や子育て、仕事、経済面などに関するさまざまな相談に応じる専門の相談員がいます。

必要に応じて、関係機関と連携しながら、自立に向けたアドバイスや情報提供を行います。

参考:母子・父子自立支援員|川口市

母子・父子自立支援プログラム策定事業

児童扶養手当を受給していて、就労による自立を目指す意欲のある方を対象に、
一人ひとりの状況や希望に応じた自立支援プログラムを作成し、段階的にサポートしていく制度です。
就職やスキルアップに向けた支援を通じて、安定した生活の実現を目指します。

参考:母子・父子自立支援プログラム策定事業|川口市

川口市の支援制度を賢く活用して、子育てを少しでも楽にしよう

川口市では、子育て世帯を応援するために、さまざまな支援制度が用意されています。

医療費支給制度・児童手当、ひとり親家庭への給付金や相談支援など、知っているだけで子育ての負担をぐっと軽くできる制度がたくさんあります。

この記事を通じて、少しでも「こんな支援があるんだ」「活用してみよう」と思っていただけたら嬉しいです。制度を上手に使いながら、無理せず、自分らしい子育てを続けていきましょう。

この記事を書いた人
川口ママライフ編集部
川口ママライフ編集部
川口ママライフ編集部は、川口市在住のママたちが集まって運営する地域密着型の情報発信メディアです。子育て・教育・お出かけ・暮らしに役立つ“リアルで等身大”の情報を、ママ目線でわかりやすくお届けしています。川口で子育てをもっと楽しみたいママ・パパを応援します!
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